ネットショップ 2022.03.08 2023.11.10

ネットショップを立ち上げるための10の手順と成功のへのプロセス

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ネットショップOPENイメージ

SNSやスマートフォンの普及により、ネットショップで買い物をするのが当たり前の時代になりました。それに伴い法人の方はもちろん、個人でネットショップをオープンされる方も年々増加しています。

ネットショップは実店舗を構えるよりも簡単に開業ができるため、自分の店を持ちたいという夢を叶えやすいです。また、自分のブランドを作り発信することもできるので、ネットショップには無限の可能性があります。

しかしいざ立ち上げるとなると、どう初めていいかわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、ネットショップを立ち上げるための手順や成功に導くための方法をご紹介いたします。

ネットショップ開業のメリット

実店舗ではなくネットショップを利用して開業するメリットについてご紹介します。

商圏が広い

実店舗だと直接来店できるお客様は限られてしまいますが、ネットショップはインターネットがつながる全ての場所が販売エリアです。

商圏が限定されず、世界中の多くの人々の目に触れるショップがだれでも簡単に作れることは、ネットショップ最大のメリットだといえます。

24時間365日営業できる

ネットショップは、時間や天候に左右されず営業が行えるため、24時間365日売上を作ることができます。

お客様側も、場所や営業時間にとらわれず購入したいタイミングで好きな時に購入できるので、双方にメリットがあるといえるでしょう。

開業・運営費用が抑えられる

実店舗を持つ場合、家賃やリフォーム費などの費用がかかります。また、公共料金や実在庫の管理など、目に見えない運営費用がかさむのもネックです。

ネットショップだとこれらの費用はかからず、費用を最小限に抑えて開業することができます。

ネットショップ開業の注意点

ネットショップで開業するメリットはご紹介しましたが、自分でネットショップを開業するにはもちろん注意すべき点も。ここからは、ネットショップを開業するための注意点をお伝えします。

差別化が難しく、価格戦争による差別化が頻発

インターネット上には数えきれないほどのネットショップがあり、他のショップに自社ショップと同じ商品や類似品の取り扱いもあります。

商品名やキーワードで検索すれば横並びで競合ショップの商品価格やサービス、ポイントなどが表示・比較されてしまいます。アピールの為に価格を下げざるを得ない、ポイント還元率をアップ、送料や手数料を値下げ・無料にするといった価格競争に参戦しなければなりません。

集客に手間と時間を有する

ネットショップ開業にあたり、一番重要で大変なのが集客です。集客ができないことにはもちろん商品は売れませので、多くのお客様の目に触れ、興味をもっていただけるような宣伝活動が必要となります。

もちろん集客を行うためには、集客の知識が必要ですし、集客ができたとしても売上として反映されるまでには時間がかかることもあります。

お客様の顔が見えない

ネットショップは直接お客様と顔を合わせて接客することができないため、ショップとお客様の信頼関係が築きにくく、リピーターを作りにくいと言われています。

直接会話ができないぶん、商品説明を詳しくしたり商品写真を多くしたりと、お客様が商品を購入しやすい工夫をすることが重要です。

ネットショップを開業するための10の手順

10プロセスイメージ

ここからはネットショップを開業する際に踏むべき10の手順をお伝えします。お客様から愛されるネットショップにするために、しっかり下準備を行うことが大切です。

①商品を決める

まず一番に決めることは、ネットショップで何を販売するのかということです。

  • 自分で作ったハンドメイドの商品
  • 自分の知識や興味がある事を生かせるもの
  • 競合のショップが少ない分野

ネットショップを始めたいと考えている方は、扱いたい商品がすでに決まっている事も多いと思いますが、他のショップと比較を行い熟考することが成功への近道です。

②コンセプト、ショップ名を決める

販売商品が決まったら、コンセプトを決めます。

  • 他店舗との差別化を図る為にどのようなお客様をターゲットにするか
  • どのような付加価値をつけるか

品質や価格、納期など自分がどこで勝負したいのか、しっかりとショップの強みを考えましょう。
その後、コンセプトに合わせてショップ名を決めます。

  • 覚えてもらいやすいか
  • 商品をイメージしやすいか
  • 同名の他のショップが存在しないか

ショップの名前は、お店の商品をブランド化するためにも重要です。みんなに愛される店舗になるように慎重に選びましょう。

③出店方法を決める

ネットショップを出店する場所は、「モール型」と「自社サイト(ASP)型」に分けられます。

モール型

楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonのようにたくさんのショップが集まっている形態です。モール型は出店費用がかかりますが、利用しているお客様が多いので多くの人の目に触れやすいといった利点があります。ただ、出店者も多く大手企業が参入しているため、他店との差別化が難しいです。

自社サイト(ASP)型

自分でネットショップを作って販売する形態です。

今まではコストがかからない半面、集客が難しいといったデメリットがありました。しかし最近ではSTORESやBASE、Shopifyなどのようにのように集客も担ってくれるASPサイトがあり、自社サイト型の人気が高まっています。しかし、すべてを自分で作るのには手間と時間がかかる、初心者にはハードルが高いという声もあるようです。

そういった方はASPサイトの開設を代行してくれるサービスもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

④決済方法を選択する

お客様が選ぶ決済方法で一番利用者が多いのが、クレジットカードです。代金引換やコンビニ払いも、好まれる決済方法ですので、こちらの3種類をメインに、導入を検討するとよさそうです。

⑤事業計画を立てる

ネットショップの基盤がある程度固まってきたら、事業計画を立て目標を決めましょう。月の売り上げや利益率など、円滑にショップを運営していくための指針を作ることは重要です。

⑥必要な機材、システムを準備する

機材

PCや商品撮影のためのデジカメは最低限準備するものです。また、売上の管理をするための会計ソフトなどもあると便利です。

システム

自社サイトで運営する場合は、ネットショップのサーバーの登録や決済システム、受注や顧客管理もシステム化しておく必要があります。

Webサイトやページを作成する

商品の写真を撮り、価格や商品説明を掲載したそれぞれページを作っていきます。

⑧配送、梱包を準備する

配送は時間指定を導入してあげると、お客様がより確実にスピーディに商品を受け取ることができます。

また、梱包は丁寧に真心を込めること心がけましょう。気持ちのこもった梱包は、お客様の安心と信頼に繋がり、ショップに対し好印象をもってもらえます。

⑨開業するための手続きを行う

ネットショップ開業前には開業届の手続きを行います。

あわせて青色申告の書類の提出を行っておくと、税の控除が大きくなるのでおススメです。どちらも最寄りの税務署で作成ができます。

⑩集客を行う

集客を行うためには、広告を出す、SNSのアカウントを作って告知するといった方法があります。
最近ではInstagramから購入サイトに誘導するといった方法を取っているネットショップも多いです。

ネットショップのマーケティング施策についてはこちらに詳しく掲載しておりますので、ご確認ください。

ネットショップ利用者イメージ
ネットショップにおけるマーケティング施策とは?成功させるために重要なプロセス

ネットショップ開業にかかる費用

実店舗よりは開業費用が抑えられるとお伝えしましたが、ネットショップ開業にあたり最低限必要な開業費用をご紹介します。

機材の購入費用

PCやスマートフォン(デジタルカメラ)10万円~
プリンター1万円~
各種ソフト(会計やデザイン加工)月額2000円~

 

システムの導入・運営費用

レンタルサーバー月額1000円~
管理システム(受注や在庫、顧客など)月額1万円程度
決済システム支払い方法により決済手数料

商品の仕入れ費用

卸サイトの登録料、ハンドメイドの場合は材料費などがかかります。また、オープン前にある程度の在庫も必要になるので、開業前には多めの商品購入費用が必要です。

倉庫・人件費

在庫を管理する場所が自社や自宅で確保できれば費用は掛かりません。

しかし、自社や自宅で確保できない場合や大きな商品、大量の在庫は、倉庫を借りる費用とそこを管理する人件費が発生します。

ネットショップの開業を成功させるために

簡単に開業できるネットショップですが、準備を怠れば継続して行くことは難しくなります。ここからは、成功しているショップが行っている取り組みについてご紹介します。

電話番号や運営者情報の開示

ネットショップの情報は、お客様が信頼できるお店なのか判断するための重要な材料となります。

所在地や電話番号はサイトに掲載しておき、問合せやトラブルの電話には素早く対応するようにしましょう。

電話対応をしっかり行っておくことで大きなクレームが発生しにくくなり、誠実な対応をおこなうことでショップのファンを作る事にも繋がるため、ネットショップでの電話対応の重要性はとても高いです。

ネットショップに必要なものは?
ネットショップ運営に電話番号は必要?電話対応の課題とメリットを解説

データ管理の徹底

ネットショップでは商品を購入されたお客様の、所在地や性別、年齢などを把握ができます。購入回数や購入商品も重要な情報ですので、それらをリストにして管理しておくことも大切です。

お客様の好みや購入の傾向をデータ化することで、一人一人のお客様に合った商品をおススメすることができ、販売促進に繋がります。

集客、購入、再訪のプロセスごとに有効な施策の実施

ネットショップは、集客して購入してもらいリピーターになってもらう、という一連のサイクルがうまくいくことで成功したと言えます。自社ネットショップに必要なマーケティング施策を行いましょう。

開業後も、ネットショップを運営していく上での悩みは尽きないものです。試行錯誤を繰り返し成功へ導いていくことが大切です。

お悩みを持つ人物
ネットショップ運営でよくあるお悩み8選と解決方法

まとめ

ネットショップを立ち上げるための手順と、開業する際の注意点をご紹介しました。

ネットショップは気軽に始めやすく、費用を抑えながら世界に向けて販売ができる素晴らしいツールです。しかしお客様と直接交流できないぶん、ネットショップの内容充実やお問合せへ丁寧な返答、クレームへの素早い対応などの重要性が高くなり、多くの手間と労力がかかります。

そんな多くの作業と時間からショップオーナー様の負担を減らすお手伝いがしたと考え、私達Stepy`sでは開業から運営、お客様対応などを代行する「まるっとおまかせ」プランを提供しております。初期設定、電話応対のみなど部分的な代行委託も可能です。

ショップ様に最適なプランを提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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